Experiment


課題3:CAVEプログラミング

課題3は、これまでに作成してきたCAVE用プログラムを実際に動かし、動作確認および評価を行います。

ここでは、これまでに作成した各自のプログラムをCAVEシステムの上で実行するとともに、生成された3次元映像を仮想体験として評価することで、より効果的な作品となるように完成させて下さい。


(1) 課題説明

実際にCAVEシステムを用いたプログラムの動作確認と評価を行います。
これまでに作成してきた各自の3次元CGプログラムに、CAVEシステムのための機能拡張を行い、CS Galleryの中で各自のプログラムを動かして下さい。またCAVEシステムでの動作が効果的になるように、描画対象の位置や大きさ、移動方法等の修正を行い、作品として完成させて下さい。


 
(2) 制作の考え方

課題3では、課題1、課題2でこれまでに制作してきた3次元CGのプログラムを実際にCAVEシステムの上で動かせるようにします。CAVE環境の中では、これまでのモニタ上で見ていた映像とは異なり、CGの対象物が3次元空間の中での位置や大きさ、方向等の概念を伴った実寸の映像として体感されます。そのため、CAVEの特徴をより効果的に利用することを考えながら各自の作品の修正を行い、没入型VR映像として作品を完成させて下さい。


(3) レポート内容

課題3に関しては、CAVE環境でプログラムが実行できたことをTAに確認してもらってから、レポートを提出して下さい。
レポートの形式は課題1,2と同様に、A4サイズに以下の1)〜5)の内容を記述して下さい。レポートはWordファイル、あるいはPDFファイルで提出して下さい。

1) 実験テーマ名、課題名
2) 氏名、学籍番号、メールアドレス、提出年月日を記述
3) CAVE上で動作している様子をデジタルカメラで撮影し、レポートに添付
CAVEシステムで動作できたことの確認の意味もあります。デジタルカメラは研究室のものを貸し出しますので、必要な方はTAに問い合わせて下さい。
4) 作品の自己評価
作品をCAVEシステムで表示してみて、意図した通りに提示できたか、またどのような問題があったか等、感想を含めて自由に記述して下さい。
5) 他の作品に対する感想
鑑賞会で感じた他の作品に対する感想を書いて下さい。この感想はそれぞれの作品の作者へフィードバックする予定です。

また、以下のファイルを提出して下さい。
6) ソースコード、データファイル、Makefile等、画像の描画を再現するために必要なファイル一式を圧縮
(注)"ex3-学籍番号" の名前のディレクトリを作り、この下に必要なファイルをコピーし、以下のコマンドで圧縮する
% tar cvfz ex3-学籍番号.tar.gz ex3-学籍番号


(4) 提出方法

提出先: 上記の内容のレポートおよびソースコード一式をWebCTから電子的に提出してください。

(注意)圧縮ミス、送信ミス等で受け取れないと、提出とみなされないことがありますので、よく注意して下さい。


Contact: Tetsuro Ogi