研究メンバー－博士

	名前	石川敏夫
	テーマ	食品偽装の発生実態分析とリスクマネジメント
	概要	マス・メディアで報道されている食品の偽装は「魔女狩り」の様相を呈している。踊るメディアと同調する大衆、その結果は再生しがたい組織へのバッシングである。食品偽装は「性懲りもない悪党」の仕業なのか？研究は食の国際化を起点として生産環境から消費動向まで経済学的な側面より解明し、難題解決のために偽装機会へのリスクマネジメントに取り組みました。

	名前	吉野政雄
	テーマ	ソフトウェア開発プロジェクトにおける要求分析フェーズの人的資源マネジメント
	概要	ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、要求分析フェーズは最も重要な作業フェーズである。このような認識は一般化されていると言えるが、多くのソフトウェア開発プロジェクトにおける主要な問題は要求分析フェーズに未だに多く存在する。近年、要求定義工学の研究において、要求定義のプロセス、技法、ツール、成果物の改善が進められ、少しずつではあるが、改善の兆しが見られる。しかし、依然として、ソフトウェア開発プロジェクトにおける要求分析フェーズの人的資源マネジメントに関しては、属人的な対応を行っているケースが多く見られ、改善が進められていない。そこで、本研究では、ソフトウェア開発プロジェクトにおける人的資源マネジメントの本質的な課題を中心に研究を行う。

	名前	益田美貴
	テーマ	金融情報システムにおけるリスクマネジメント
	概要	金融情報システムは大規模化・複雑化が進み、ITへの依存度が高くなってきている。一方、重要な社会基盤となった金融ビジネスにおいてシステム障害による業務中断が発生すると、社会経済への影響は極めて大きく、システムリスクは増大してきている。そこで、SDMで学んだリスクアセスメント手法を用いて、金融情報システムの可用性・安定性の向上を目的としたリスクマネジメントの在り方を概念的に提示できないかを研究している。

	名前	三井清美
	テーマ	感覚刺激によるストレス軽減効果について
	概要	現代はストレス社会と言われ、日常的にストレスを感じている人が増加しているおり、代替医療やアロマセラピー、音楽聴取などの癒しを求める人が増加していると言われている。しかし、アロマセラピーなどは科学的な根拠に乏しく、経験に基づいて行われているのが現状である。そのため、視覚、聴覚、触覚、嗅覚などの感覚刺激を提示した時のヒトの心理・生理的変化を実験的に検討したいと考えている。

	名前	中村肇
	テーマ	製造業における熟練技能の伝承・活用システムに関する研究
	概要	わが国ものづくり産業の発展を支えてきた要因の1つに、現場のベテラン技能者が持つ「熟練技能」があることは、議論の余地がありません。しかし、「団塊の世代」の退職などを受けて、今、熟練技能の次世代の伝承が危ぶまれています。この問題に対して、これまで「社会」「企業」「職場や個人」といったそれぞれのレベルでの問題解決は図られては来たものの、個別的に相互の関係なく議論されるのみでした。その結果、熟練技能の伝承と活用の問題は、依然として大きな問題として我々の前に存在しています。　このような状況に対して、本研究では、システムデザイン・マネジメントのアプローチに基づき、製造業における熟練技能の伝承と活用の問題構造を把握し、その結果を踏まえて解決策を提示することを試みます。

	名前	東瀬朗
	テーマ	-
	概要	-