研究概要
研究プロジェクト名
構想駆動型社会システムマネジメントの確立
背景
社会からのニーズ、経済や環境、技術等の変化に対して、安全性を確保した上で柔軟に対応できるサービスシステムの提供することが求められている。
研究の目的
ライフサイクルと運用主体の異なるシステム間の連携を可能とする構成(アーキテクチャ)に基づくSystem of Systemsを実現し、さらに外部環境の変化に応じてシステムの更新・進化ができるようにすることを目指します。
研究目標
社会システムとして安全性を確保した上で、コンポーネント間の動的な結合とサービスの改訂を柔軟に行うことにより進化させ、SoS(System of Systems)としての持続可能性、強靱性を確保することを目的とする。
探索研究では、SoSアーキテクチャの構築および社会動態の計測・学習をもとにマネジメントする枠組みの確立を目指す。このため、研究開発を組織する5つのグループと連携し、ユースケースを定義し、社会のコンセンサスに基づく抽象的な約定を最上位に置いたSoSアーキテクチャを構築し、これに基づくマネジメントの枠組みを定義する。
研究の概要
社会からのニーズ、経済や環境、技術等の変化に対して、安全性を確保した上で柔軟に対応できるサービスシステムを構築するため、コンポーネント間の動的な結合とサービスの改訂、進化を許容するSoSアーキテクチャの構築を行います。探索研究で、持続可能性、強靱性を持たせるため、社会動態の計測・学習をもとにマネジメントする枠組みを確立し、本格研究では、この枠組みの実現可能性を示す実証実験を北九州市で計画しています。
研究者代表名
西村秀和
慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
http://www.sdm.keio.ac.jp/faculty/nishimura_h.html
http://lab.sdm.keio.ac.jp/nismlab/
研究機関
慶應義塾大学、学習院大学、神戸大学、北九州市立大学、青山学院大学