慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 前野 隆司




メッセージ

こんにちは。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)の前野隆司です。私は、1986年度から1994年度までの9年間はキヤノンのエンジニアでした。その後、1995年度から2007年度までの13年間、慶應義塾大学理工学部機械工学科の教員として、ロボティクス、ハプティクス、アクチュエータなどの研究を行ってきました。そして、2008年度以降、新設された大学院システムデザイン・マネジメント研究科に所属しています。

SDMはどんなところ?
システムデザイン・マネジメント研究科は、新しいものをイノベートするのだという活気に満ち、様々な分野から同じ志を持つ一流の人材が集まった、とてもエキサイティングな場所です。学生も、教員も、メーカー、サービス、シンクタンク、金融、建築、アート、マスコミ、コンサルタント、法曹、省庁、教育、経営者まで、あらゆる分野、あらゆる年齢層、様々な国籍の者が集まり、皆が『木を見て森も見る』ことを目指す『半学半教』の場。入学者の満足度はきわめて高く、国内にも国外にもこれまでになかった大学院です。そこで、21世紀の人材育成を世界的にリードする大学院として、不動の地位を確立させることが、自分の使命のひとつだと思っています。そのために私にできることは、すばらしい人材を輩出していくことと、すばらしい成果をあげていくことに尽きます。ともに学び、ともに議論して、ともに新しい大学院を作り上げる意欲と情熱のある皆さん、いっしょにやりませんか?どうぞいつでもお気軽にご連絡ください。

研究分野は?
では、私の研究室ではどんな研究を行っていくのかというと、「システムデザイン・マネジメント学の構築」と「人間にかかわるシステムのデザイン」です。要素が2つ以上集まって相互作用するものは全てシステムですので、世の中の全てのものは、何かと関連する以上はシステムだといえます。また、デザインとは、コンセプトを提言したり、構想を具現化したり、具体的に設計したりする創造行為全般を指しますし、マネジメントとはそれを運営・運用していく事一般を指します。したがって、システムデザイン・マネジメントとは、あらゆるものを創造したり運用したりするということであり、つまり、人間のあらゆる活動はシステムデザイン・マネジメントであるということができます。いろいろ述べましたが、要するに、これからは「興味のわいた事は何でも研究対象にしていこう」そして「世の中が必要としていることを発信していこう」というのが私の研究のスタンスです。研究の詳細については、以下の所属ラボ・センターのページをご覧ください。

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