研究内容

バーチャルリアリティ、高速ネットワーク、ハイパフォーマンスコンピューティング等を融合した次世代シミュレーション技術、次世代メディア技術に関する研究を行っています。特に、没入型ディスプレイを用いた空間共有、情報の可視化、ビジュアルシミュレーション技術の開発等が最近の研究テーマです。



  • 没入型ディスプレイ技術(IPT: Immersive Projection Technology)

    没入型ディスプレイとは、プロジェクタによる高精細の立体視映像を大画面スクリーンに投影することで、没入感・臨場感の高い仮想空間を生成する技術である。CAVE等の複数枚のスクリーンを組み合わせた多面型ディスプレイでは没入感の高い仮想空間を構築することができる。曲面スクリーンでは繋ぎ目のない広視野のディスプレイ空間を容易に構築することができる。また4Kプロジェクタ等を用いたシステムでは超高解像度の映像空間を構築することが可能である。

    - K-Cave: 3面構成CAVE型ディスプレイ
    - CDF: 4K高解像度立体視ディスプレイ
    - AR View: 没入型拡張現実感ディスプレイ
    - C.C. Wall: Wall型拡張ディスプレイ
    - CC Room: ルーム型曲面ディスプレイ
    - Tiled Display: タイル型ディスプレイ
 

3面構成のCAVE型ディスプレイCS Gallery

拡張可能なWall型ディスプレイC.C. Wall

部屋の隅を利用したCC Room
 
  • テレイマージョン (Tele-immersion)

    テレイマージョンとは、没入型仮想環境を相互にネットワークで接続することで没入感の高い空間共有を実現する概念である。特にお互いの利用者の姿をビデオ映像を用いて送受信することで、臨場感の高いコミュニケーションを実現するビデオアバタ技術の研究を行っている。テレイマージョンの応用分野としては、設計データの3次元モデルを共有しながらの協調設計、数値シミュレーション結果の可視化データを共有しながらの協調型研究、遠隔地間での空間共有型遠隔授業等が考えられる。

    - 協調型可視化環境の構築
    - 空間共有型遠隔授業
 

2次元ビデオアバタによるコミュニケーション

2.5次元ビデオアバタを用いたデータ共有

3地点間でのビデオアバタコミュニケーション
 
  • イメージベースト・サイエンティフィック・ビジュアリゼーション(Image Based Scientific Visualization)

    科学技術計算の結果を可視化するサイエンティフィック・ビジュアライゼーションは、現象の理解や第3者へのプレゼンテーション手法として重要な技術である。本研究では、バーチャルリアリティ技術を用いることで臨場感の高い可視化手法の開発を行っている。下の図は地震発生時の高層ビルの揺れに関する地震応答解析の結果を、1枚の写真を元にイメージベーストレンダリング手法を用いた可視化を行っている例を示したものである。
 

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ランドマークタワーの地震時の揺れ

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研究プロジェクト

  • 「レイヤ分割法による没入型ドーム映像の制作・流通・配信手法の開発」  総務省:戦略的情報通信研究開発推進制度 (2006.4-2009.3)
    (東京大学、筑波大学、宮城大学)
  • 「テレ・イマーシブ・カンファレンス・システムに関する研究開発」  情報通信研究機構:民間基盤技術研究促進制度に係る研究開発 (2004.10-2008.9)
    (KGT、筑波大学、東京大学、京都大学、東和大学)


過去の主な研究プロジェクト